【学徒インタビュー】S.Eさん

金沢市内にお住まいのS.Eさん。
金沢会館建立の際には、建立委員長を務められました。
ご縁のあったきっかけや、会館にかける想いをインタビューしました。

目次

ご縁のあったきっかけ

仏法を聞かれるようになったきっかけを教えてください

東京の専門学校を卒業後、会社勤めをしていましたが性に合わず、会社を辞めて親戚の経営する鉄工所で働いていました。

今から約45年前、20代の頃です。その頃に妻と縁があり、結婚する運びとなりました。

妻の父は熱心な親鸞学徒で、当時金沢の学徒のまとめ役をしていた故・Kさんでした。

Kさんから因果の道理を聞いたのが、最初のご縁でした。納得できるお話にとても驚いたのを覚えています。

私の父はある新興宗教を信じており、家族みな入信していました。
私が子供の頃、父が原因不明の激痛で医者からも見放されたのですが、その団体の勧める儀式をしたところコロッと痛みがなくなったそうです。
それ以来、父はその宗教団体の言うことを完全に信じ切っていました。

しかし私はそのような儀式で病気が治るとは思えず、宗教とはメチャクチャなことを信じ込まされる怪しいものだと思っていました。
仏教もどうせそれに似たものだろうと思っていたところ、論理一貫した原因と結果の道理を教えられるKさんの話を聞いて驚いたのです。

因果の道理についてはこちらをお読みください。

Kさんは私に高森先生のご著書を渡してくれました


ご著書を拝読し、私もこの教えを求めようと思い、すぐに親鸞学徒になりました。
その後結婚し、しばらくして小さな印刷所を始めました。

それから聞法最優先の生活をしてこられたのですね


当時、高森先生は全国でご説法されていたので、私たちも各地に聴聞しに行きました。
いま思うと法友との縁も聞法の励みになり、とてもありがたかったです。
同年代の法友とカラオケに行ったりしましたね。
流星群を観に行ったときは子供達も連れてみんなで寝転がって夜空を眺めたことを覚えています。
また、聴聞に行くときは必ず誰かを乗せて行くようアドバイスしてくれたこともありました。
自分の聞法心がもし弱くなってしまっても、誰か乗せることになっていれば行かざるを得ませんから、私の仏縁も守られるからです。
親鸞聖人・蓮如上人の教えられるとおり、善知識・同行に親しみ近づくことが大切であると知らされます。

親鸞学徒の日常生活上の大事な心がけを教えられたお言葉については、こちらをお読みください。

いつもご夫婦で仲良く聞法されていますね

夫婦喧嘩はこれまでもほとんどなかったですね。
些細なことで腹を立てないように気を付けています。それも仏法を聞いているおかげかなと思います。
子供達からも「夫婦喧嘩しているところを見たことがない」と今でもよく言われます。
そういえばKさんも全く不平不満を言わない方でした。皆さんから信頼される素晴らしい方でした。

金沢会館について

金沢会館の良さはどんなところだと思いますか?

設備のことで言うと、最大の特徴は断熱性だと思います。
「ダブル断熱」という特に断熱性に優れた構造になっているので、冷暖房にかかる費用が大幅に削減できています。
真冬の日中に法話があった日、夜に行っても講堂の中に温かさが残っていてびっくりしました。

これからの金沢会館について考えられていることはありますか?

常時聞法ができる場所にしたいと思っています。
以前は毎日会館の玄関を開けて、いつ誰が来ても話ができるようにしていたこともありました。
コロナ禍を経て今はオンラインでも聞くことができますが、やはり自宅で画面越しに聞ける法ではないと思います。
全国各地に聴聞に行くのが当たり前だったときのことを思うと、地元の会館でのご縁は足を運んで聞いてほしいですね。
皆さんが聞きたいと思ったときにいつ行っても仏法の話がなされている場所にしたいです。
また、誰でも来やすい会館にしたいと思っています。
そのために、法話だけではなく、全く初めての人でも参加してみたいと思うような交流会やイベントも検討中です。

インタビューを終えて

浄土真宗の教えを護り伝えようとされた親鸞学徒の先輩方の思いが、金沢の地にいまも息づいていることを知らされました。

それとともに、いま仏縁あって聞法している私たちがその灯を受け継いで伝えていかねばならないと決意を新たにしました。

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